趣意書
趣 意 書
謹啓
平成28年を迎え、皆様には、益々ご清祥のことと、お慶び申し上げます。日頃は母校のために格別なご支援を賜り、心より厚く御礼を申し上げます。
さて、屋代高等学校は、大正12年に長野県埴科中学校として開校されて以来、2万4,000名にのぼる卒業生を世に送り出し、国の内外において活躍されておられますことは、ご承知のとおりでございます。
同窓会による記念事業は、創立30周年(昭和38年、1963年)以来、過去6度にわたって行われ、それぞれが見事に結実して、滔々たる大河の如く未来に向かって発展を続ける母校に輝かしい歴史を刻んで参りました。これら諸事業の達成は、平素潜在している会員一人ひとりの母校への矜持と、「魂のふるさと」への強い思いの結晶であり、ここに発揮される母校を思い、故郷を想う心情に改めて感銘を深くいたしております。
平成25年の創立90周年記念事業において、創立以来永年の懸案となっている同窓会館の建設について「状況が整い次第、建設に着手すること」として、その募金の一部が「同窓会館建設準備基金」に充てられました。これを受けて平成27年度総会において、県下100余校の中で同窓会館建設への着手は後発に属しておりましたが、その建設が満場一致でご賛同を賜りましたところでございます。
つきましては、下記により、広く会員皆様のご理解とご賛同を賜り、その資金を募りたいと存じます。先の創立90周年事業でも温かなご支援を賜ったばかりのところで、大変恐縮でございますが、本年は、後述の「これまでの経緯」にて記しますように、同窓会館建設に機が熟した時であり、また県下初の公立中高一貫校に入学した附属中学生80名が、全員揃って高等学校に進学した記念すべき年度でもありますので、7年後の創立100周年に繋げるべく、その記念事業の準備基金と併せて、ご支援をお願い申し上げる次第でございます。
なお、今回の募金計画が達成された場合には、創立100周年記念事業のための募金は、改めて行わないことといたします。
会員皆様の益々のご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げ、お願いとさせていただきます。 謹白
平成28年 3月 吉日
同窓会館建設・創立100周年記念事業実行委員長 赤地憲一
(屋代高等学校同窓会長)
1 同窓会館建設計画の概要
(1)規模
総床面積 90坪(296㎡):1階55坪(181㎡)、2階35坪(115㎡)
(2)機能、利用目的等
ア 事務局、会議室、及び同窓生の親睦の場
イ 母校及び同窓会の文献・歴史的資料等の保存
ウ 結婚相談・法律相談等、地域に開かれた相談事業
エ 現役生徒の部活動や補習等での利用
オ 隣接する運動場を使用する生徒のためのトイレ・散水設備等の施設供与。
(3)建設予定地
学校と旧長野電鉄鉄路の間の私有地(千曲市屋代中原859番の10))
2 これまでの会館建設に関わる経緯
(1) 建設予定地は、地権者の格別なご配慮を賜り用地を確保して頂いて参りましたが、
これに隣接する地に同窓会館を建設する機会と捉えておりましたのは、平成24年度
に設置された附属中学校の多目的運動広場の造成に長野県が着工する時でありました。
これに隣接する地に同窓会館を建設する機会と捉えておりましたのは、平成24年度
に設置された附属中学校の多目的運動広場の造成に長野県が着工する時でありました。
(2) 母校並びに、同窓の国会議員、県・市会議員、及び千曲市・同議会・教育委員会等
の総力を上げた熱意が長野県当局を動かし、多目的運動広場が平成27年10月に完
成されたことから、同窓会館建設に着手することにいたします。
の総力を上げた熱意が長野県当局を動かし、多目的運動広場が平成27年10月に完
成されたことから、同窓会館建設に着手することにいたします。
3 募金について
(1)目標額 1億円
内 訳 ア 同窓会館建設費 8,000万円
イ 什具・備品費・諸経費 700万円
ウ 創立100周年記念事業準備基金 1,300万円
(2)募金の期間
平成28年3月 ~ 同年12月末
(3)募金の方法等
ア 会員皆様には、一口1万円として、2口以上をお願いいたします。
なお、それ以下でも有難く頂戴いたします。
なお、それ以下でも有難く頂戴いたします。
イ 同封のコンビニ、郵便局振込用紙をご利用下さい。
また、銀行からも振込み可能です。
また、銀行からも振込み可能です。
ウ 各支部においては、支部長様各位の意向をふまえて、奉加帳等を併用します。
また、卒業回期・職域での募金活動でも奉加帳をご利用いただけます。
また、卒業回期・職域での募金活動でも奉加帳をご利用いただけます。
エ 企業・法人等の篤志家に対しては、同窓会として直接ご依頼をいたします。
(4)ご寄付者に対する顕彰について
ご寄贈者すべてのご芳名は、同窓会館内に設置するご芳名版に記して、
末永く母校の歴史に留めます。
末永く母校の歴史に留めます。
(5)寄付金に対する免税措置について
税務署と協議をしてまいりましたが、本件は、免税の非該当事項との結論に至りましたのでご理解賜れば幸いです。
4 参考事項
(1)昭和40年代での会館建設に向けての募金について
昭和48年から49年にかけて、創立50周年記念事業として、会館建設計画が持ち上がり、
約2,000万円を募りました。しかし、折しもこの時期、土地の急騰期を迎え、建設費とし
ては不充分であったことと、学校側からテニスコートの造成と、正門玄関前の整備につい
て強い要望が出されたため、2,000万円はこれらの経費に充てられました。
約2,000万円を募りました。しかし、折しもこの時期、土地の急騰期を迎え、建設費とし
ては不充分であったことと、学校側からテニスコートの造成と、正門玄関前の整備につい
て強い要望が出されたため、2,000万円はこれらの経費に充てられました。
(2)同窓会館建設財源の現状
ア 創立90周年事業における「同窓会館建設準備基金」 1,000万円
イ 「同窓会館建設指定」寄付 4件 525万円