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竣工の日を迎えて

吉 川 正 徳
(副会長・同窓会館建設委員長)
 多くの同窓生の善意に支えられながら同窓会館が竣工できますことは我々役員にとりましても大きな喜びであります。思えば平成26年度の定期総会の決定事項に基づき、平27年1月17日に第1回目の「同窓会館建設委員会」を開催、以来3年の年月を経ての竣工となりました。
 この間、建設用地の確保、建設に係る基本コンセプトの決定、募金の方法、基本設計、各種法規制の対応等々、多くの課題や手続きがありましたが、用地の提供者であります神尾房子様をはじめ多くの皆様のご尽力・ご協力により無事に乗りきれましたことに対し改めて感謝を申しあげる次第であります。
 会館の建設にあたりましては、募金額が不透明の中でいかに建設コストを抑えるか、機能面を含め屋代高等学校同窓会館にふさわしい建物にするか等々多くの課題もありましたが、設計・施工者である㈱春原木材の卓越した技術力で素晴らしい建物が完成しました。特に、建物全体に木材をふんだんに使用し、ぬくもりを感じさせる空間、シンボルとなる時計台、トラス構造が目に見える2階多目的ホールは同窓会館の一番の特徴であると思っております。
 会館の活用にあたりましては、同窓会活動の活性化の拠点として、また会員相互の交流の場としての活用はもとより、在校生支援の場として大いにご活用いただきたいと願っております。