第1 6回屋高フォーラム
第16回「屋高フォーラム」は令和元年9月14日(土)午後一時より千曲市あんずホ
ルにて開催された。司会は放送同好会の生徒、吹奏楽班・合唱班による校歌斉唱で幕が開き、概況は次のとおり。
▼森村たまき氏「ジーヴスと翻訳のよろこび―宝塚・朱紫令真さんのことも」
森村氏は翻訳家で戸倉上山田中出身の高校第35回。美智子皇后陛下(当時)が、平成30年の誕生日会見で「退位したら最も読みたい本」として紹介なされた『比類なきジーヴス』(P.G.Wodehouse著)の翻訳者。
森村氏は翻訳家で戸倉上山田中出身の高校第35回。美智子皇后陛下(当時)が、平成30年の誕生日会見で「退位したら最も読みたい本」として紹介なされた『比類なきジーヴス』(P.G.Wodehouse著)の翻訳者。
▼「屋高フォーラムオーケストラ」
及び音楽選択生徒80名による歌劇「アイーダ」より「凱旋行進曲」、「大地讃頌」の合唱。指揮は本校音楽科教諭池内宏明氏(高校第33回)
及び音楽選択生徒80名による歌劇「アイーダ」より「凱旋行進曲」、「大地讃頌」の合唱。指揮は本校音楽科教諭池内宏明氏(高校第33回)
▼中村浩志氏「鳥と人間の世界…50年にわたる鳥の研究をふり返って」
中村氏は信州大学名誉教授・理学博士。坂城中出身、高校第17回。絶滅に瀕するライチョウの保護活動に努める国際派鳥類学者。「第26回信毎賞受賞(2019・6月)。現在は中村浩志国際鳥類研究所代表理事。
中村氏は信州大学名誉教授・理学博士。坂城中出身、高校第17回。絶滅に瀕するライチョウの保護活動に努める国際派鳥類学者。「第26回信毎賞受賞(2019・6月)。現在は中村浩志国際鳥類研究所代表理事。
◆
森村氏の講演は、「翻訳」という独特の世界におけるご苦労や、宝塚スター朱紫令真さんにも話が及び、レパートリーの広い活動をしている森村さんに盛んな拍手が送られた。
また中村氏の、写真やイラストを多用した講演は、独特のユーモアを交えつつも、ライチョウ保護の現場の困難さ、厳しさや自然保護、そして自然に対するやさしさをも分かり易く伝えてくれるものであった。
講演会の後は「上山田ホテル」で講師・演奏者を囲んで懇親会が持たれた。