お知らせ

お詫びと訂正

77号ユース版「人」の欄に於いて青木厚氏の卒業回期が第42回となっておりました。正しくは高40回です。お詫びして訂正致します。

屋代高校創立100周年記念事業へのご讃助のお願い

 令和4年3月より募金活動を開始しております。当初は母校に贈呈する設備備品は1千万円を予定しておりましたが、学校から特別教室に未設置であるエアコン(1千6百万円相当)をこの機会に是非とも設置して欲しいという強い要望がありました。すでに決まっている設備備品と合わせて同窓会ではPTAと協力し学校の希望を叶えることにしました。現状では約2百万円程度不足しております。大勢の皆様からご寄付をいただいているところですが、寄付がお済みでない方は是非ご協力ください。再度のお願いです。
 送金方法は昨年3月に配布しました振込用紙をご利用いたくか、下記の口座に送金してください。
ゆうちょ銀行 「00570 ― 0 ― 44020」
加入者名 「鳩の会」

住所変更などのお願い

転居や結婚などで住所変更や改姓された方、ご逝去された会員のご遺族の方は、お手数ですが同窓会事務局にご連絡ください。平日、午後1時30分から5時30
分の間在局しています。なお、ホームページの「問合せ・変更」からも連絡いただけます。

住所変更などのお願い

転居や結婚などで住所変更や改姓された方、ご逝去された会員のご遺族の方は、お手数ですが同窓会事務局にご連絡ください。平日、午後1時30分から5時30分の間在局しています。なお、ホームページの「問合せ・変更」からも連絡いただけます

問合せ
住所変更・改姓

屋代高校創立一〇〇周年・ 附属中学校一〇年記念事業へのご賛助のお願い

 令和4年3月1日より標記事業への募金活動を開始します。ご寄付いただける方は、同窓会報に同封の払込用紙のいずれかでお払込みください
① 5千円以外の金額をご寄付いただく場合は、金額をご記入の上、郵便局からお払込みをお願いいたします。
② 5千円をご寄付いただける方は、コンビニエンスストアか郵便局からお払込みいただけます。また、スマートフォンアプリ決済もご利用いただけます。詳細は、払込用紙の裏面をご覧ください。
③ 2万円以上ご寄付をしていただいた方には、現在、編集中の『屋代高校一〇〇周年記念史』を贈呈いたします。なお、発送は令和5年11月中旬以降になります。

ゆうちょ銀行  № 00570 - 0 - 44020
加入者名「鳩の会」

寄付の御礼

剣道班OB会(会長 前嶋 功氏)(高26回)より
ご寄付三万円ありがとうございました。

令和2年度 年会費(2000円)の納入にご協力ください。

◆ 未納の方は、何卒ご協力をお願いいたします。
 納入方法 左記のいずれかの方法で納入ください。
① 会報「鳩」73号(令和2年8月1日発行)に同封の「払込取扱票」を使い、コンビニ又は郵便局でお振込みください。
② 「払込取扱票」がお手元にない場合は、事務局(電話026-274-3310)にご一報いただければお送りいたします。郵便局でお振込みください。
③ 郵便局から直接左記口座にお振込みいただくこともできます。
郵便局№ 00500-4-14710
加入者名「屋代高等学校同窓会」

退任支部長に感謝状贈呈

令和元年度総会から令和2年度総会までに退任された下記の前支部長の皆様に感謝状を贈呈しました。長年にわたり屋代高校同窓会支部活動の中心としてご尽力いただきました。 (敬称略)
・前 五加支部長  中村正次(高10回) 平成29年10月~令和元年9月

・前 倉科支部長  安藤 洋(高15回) 平成30年4月~令和2年3月

・前 川中島支部長 西澤修一(高17回) 平成29年11月~令和元年10月

・前 埴生支部長  山本正勝(高15回) 平成29年6月~令和元年5月

・前 松代支部長  松木孝一(高14回) 平成27年10月~令和元年8月

・前 西条支部長  栗林茂雄(高  4回) 平成15年 ~ 令和2年3月

・前 雨宮支部長  宮入義彦(高12回) 平成31年 1年~令和2年3月

・前 篠ノ井支部長 渡邉一正(高 7回) 平成28年 ~令和24月

水害の生徒・職員へ お見舞い金

 令和元年1012日、13日の台風19号による千曲川水系の大災害で被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
 同窓会では被災された生徒17家庭18名)、職員(3名)に対してお見舞金を差し上げ

元旦の「鳩陵ホール」

 昨年末から令和2年1月2日にかけての5日間、学校や諸施設が閉館になることから、在校生に鳩陵ホールを開放しました。
 昨年以上に盛況で、延べ160名の生徒が、真剣に学習に励みました。「とてもきれいな施設で、年末年始も友人たちと共に励まし合って学習できる場を提供していただいて、本当に感謝です。」などの感想が寄せられました。

岸田安穂氏(高3回)が72年前の校歌の英訳秘話を紹介

屋代高等学校校歌(英訳版)
The old home of our souls
作詞/佐竹 盛富  訳詞/寺倉 國男
The heavenly light shining from the sky.
Dances all over the green mount’s and hills around.
Oh, exertion! Our hearts are beating fast.
We boys, we boys we’ll go on.
The old home of our souls Yashiro.
The heavenly light shining from the sky.
Dances all over the thousand turns of the stream.
Oh, fortitude! Our minds are on the stretch.
We boys, we boys we’ll work on.
The old home of our souls Yashiro.

 この度の総会では、高校3回理事・岸田安穂氏が、86歳というご高齢をおして、遠路横浜から御参加いただき、
在学当時の英語版校歌が作られた経緯をお話下さった。そして、それを美しい英語と見事な声量で独唱されて帰られた。この安田氏のご登場は、去る3月中旬、事務局に次のようなメールをいただいたことがきっかけで実現の運びとなったもの。その熱意とご要望に応え、ここにその英語訳校歌を掲載します。
 《お送りする英訳版校歌は 戦時中一時中断していた英語の教科が終戦(昭20年)後に復活した際学芸会(文化祭?)などでは校内外で盛んに英語劇が行われ上演の前か後か忘れましたが英語で校歌を歌って屋代中学の舞台であることを参加者に認識して頂くため寺倉國男先生が英訳して下さったものです。
 当時は英語劇とともに大変好評でした。出来たのは私の中学3年時代昭和22(1947)の秋だったと思います。寺倉先生の苦労された翻訳が各所で見受けられ今にして思えば大変な秀作だと思います。
 これは屋代高校の貴重な財産ですのでその存在を校友に伝えておくべきと思い同窓会事務局に連絡した次第です。》

「長谷川五作先生 資料室」が完成

 この度、鳩陵会館に「長谷川五作先生資料室」が完成しました。
 この経緯は、千曲市校長会の若林一成・八幡小学校長(高29回)、久保田英雄・五加小学校(高29回)の両氏らが、『信濃教育』(平成3011月号、信濃教育会編)に、長谷川先生について「日本の遺伝学の先駆者」として研究論文を掲載されましたが、この両氏の執筆にあたって、長谷川先生のお孫様の長谷川徹氏(高校38回)がその資料を提供されました。
 この資料室では、長谷川先生の蔵書(牧野富太郎『日本植物図鑑』他)のほか、①講義録②書簡・日記③論文④執筆原稿⑤研究資料⑥顕微鏡等器具類⑦絵画・写真、⑧葬儀関係書類、等の分類により保管いたします。
※ 保管棚は縦約93㎝・横約160

『長谷川五作先生講演会』のご案内

NPO法人松代「夢空間」にて
同窓会副会長 栗林秀夫(松代「夢空間」理事)
 NPO法人松代「夢空間」では「松代学講座」と称して、年六回講演会を企画しています。本年度は「教育・文化に尽くした松代の人々」をテーマに、明治~昭和期に活躍した文化人や教育者を六人取り上げており、その第五回は、『長谷川五作先生』(1880~1963年)についての講演会を企画しました。
・日時 1026日(土)13301530
・場所 松代支所2階大会議室
・講師 前五加小学校校長 久保田英雄 氏
    現屋代中学校教諭 町田  啓 氏
・参加費 五〇〇円(申し込み不要・直接会場へ)
 長谷川先生については、既に同窓会会報『鳩』でも、赤地会長が連載して記事にされておりますので、概略ご存知のことと思いますが、改めて先生の経歴を簡単に紹介します。
 長谷川先生は、明治13(1880)埴科郡杭瀬下村田中家に生まれ、同36年(1903)長野県師範学校を卒業後、桑原小、杭瀬下小に勤務され、その後上京し生物学を学ばれた後、竜江、川田、松代小学校に勤めます。同44年(1911)には松代町の旧藩士長谷川家の養嗣子となります。
 松代小学校時代の大正8年(1919)文部省検定試験植物科に合格し、愛知県女子師範学校、東京府立第五中で教壇に立ちました。
 最後は、屋代中( 現屋代高校)で大正12年(1923)から昭和30年(1955)までの32年間生物学教師として熱心に子弟教育に尽力されました。
 その間、「エノキダケ」の人工栽培に着目して、苦心の末昭和6年(1931)遂にビン詰めによる栽培法を考案します。以来町内の有志や青年に伝授してその普及を図り、「エノキダケ」栽培の基礎を築きました。今日「エノキダケ」が長野県の特産農産物になっているのは、先生の大きな功績です。その功績を讃える胸像が、松代町長国寺の境内に建てられています。
 長谷川五作先生は、メンデルの法則の実証実験をするなど、遺伝学や生物学の研究者としての足跡と、多くの教え子たちに慕われ、多大な影響を与えた教育者としての足跡との二面をお持ちです。
 当日の講演会では、経歴や教育者としての足跡を久保田先生が、生物学等研究者としての足跡を町田先生が分担して講演していただける予定です。
 この機会にぜひ大勢の同窓生の皆さんにも足を運んでいただき、長谷川五作先生の人となりに触れ、その足跡に学んでいただきたいと願っています。

会報「鳩」70号 訂正のお詫び

会報「鳩」70号掲載記事について、2つの記事中に誤りがありました。お詫び申し上げますとともに、以下に正しい内容を掲載させていただきます。

 

1 1面「The People of theYear 賞に104団体」の記事の、朱紫令真さんの備考欄

  「宝塚歌劇団星組100期生で主席となる。歌劇団全体で2名選出される年度賞奨励賞を受賞。いよいよ飛躍の年。」

 

2 1面「母校の教育活動支援『鳩の会』ご賛助のお願い」

  【郵便局口座番号】00570-0-44020

年会費(2000円)の納入にご協力ください。

▼すでに納入いただきました方には、誠にありがとうございました。
未納入の場合は、何卒ご協力のほどお願い申し上げます。
▼お手許に「払込取扱票」がございましたら、その用紙をお使いください。ない場合は、左記口座へ、または事務局(026-274-3310)にご一報いただければ「払込取扱票」をお送りいたします
▼ 郵便局№ 00500-4-14710 加入者名「屋代高等学校同窓会」

「69号・ユース版」について(お詫び)

「会報69号・ユース版」の「一貫教育を検証する」の記事中、赤井志帆さんと、岩井太平君との発言内容が入れ替わっておりました。関係者皆様に、大変ご迷惑をおかけいたしましたこと、深くお詫びを申し上げます。

千曲鳩会から10万円の御寄附

今年も下段のとおり、盛大にゴルフコンペが開催されました。
221名の参加者に感謝を申し上げ、皆さまの御芳志を同窓会にご寄附申
し上げます。 千曲鳩会会長・野澤純四郎(高9回)

大会名 開催日  優勝者             準優勝者           第3位
第125回4月27日佐藤亘司(高9回) 峯村景文(高15回) 柳澤隆二(高15回)
第126回5月28日山崎好文(高16回) 矢澤 修(高13回) 加藤芳孝(高16回)
第127回6月28日武田 稔(高11回) 加藤芳孝(高16回) 長坂武美(高10回)
第128回7月18日竹内 保(高11回) 中村 博(高9回) 関 俊一(高15回)
第129回8月28日甘利暢宏(高9回) 村上 巌(高11回) 春原正弘(高9回)
第130回9月28日渡辺一正(高7回) 青木 崇(高9回) 春原正弘(高9回)
第131回10月27日米沢暉夫(高15回) 加藤高志(高11回) 小河道雄(高11回)
第132回10月27日川浦 隆(高13回) 塚田 猛(高7回) 滝沢勝人(高7回)
第133回11月8日加藤芳孝(高16回) 矢澤 修(高13回) 米沢暉夫(高15回)

飯島勇三氏のご逝去を悼む

中学15回 市 川  誠
(信州大学名誉教授・工学博士)
 飯島勇三氏は旧臘(註)98歳の天寿を全うし逝去されました。ここに生前の一端に触れさせていただき、貴殿の遺された偉大なる業績に、敬意と謝意を表する縁(よすが)としたいと思います。
 貴殿は、埴科郡五加村大字中(現千曲市)に生まれ、昭和8年屋代中学校11回生として入学しました。私はその4年後の昭和12年入学の15回生ですので一緒だったのは僅か1年間でした。
 貴殿と私は、よく朴歯太緒高下駄を履いて、ゆっくり話しながら通学しました。貴殿は、長身で美男子の一面、豪放磊落かつ熱血漢で、その熱血漢ぶりは、後日、講堂で全校生徒を前に示されました。
 プール建設について、生徒達が千曲河原から、玉石を背負って運んだ苦労話をして、先輩の魂が籠るプールを汚したり傷つけたりしないよう、強く呼びかけたのです。校友会誌『ことだま』の「黎明集」では、「母校を去るに及び、残さん言葉、同輩の言に尽きたり。我亦何をか云わん。」と、貴殿の生活態度と符合する名言で結んでいます。
 また、遺伝学・生物学の長谷川先生を強く慕っており、「在学中、先生の研究室によく出入りされていました。」と私の同級生で、長谷川先生の助手をしていた中村重幸氏が語ったことがあります。これは、貴殿が医学に進んだことと無関係とは思われません。
 金沢医科大学校(金沢大医学部の前身)に進み、昭和19年10月、軍医として西南太平洋のフィリピン、ミンダナオ島ダバオに出陣しました。それから約1年間敗終戦まで、軍医として極度の艱難辛苦に堪えて、その責務を全うし、昭和20年12月、辛うじて帰国することができました。この間の詳細については、『ダバオ戦に参加して―鬼軍医か人情軍医か―』の中で述べられています。
 終戦から平成時代に入り、日本国民は、平和と豊かな生活を享受しています。貴殿の上田市に開院した耳鼻咽喉科医院も高い評価と信頼を得て、その間医学の研精を進め、医学博士となり、日本耳鼻咽喉科学会参与として、全国医学の進展にも貢献されました。更に故郷への愛惜の情深く、『信州姨捨山、平成の里人・飯島勇三』の冊子を刊行し、姨石とその周辺について、故事から現在まで詳述しています。
 同窓会員としては、上田支部の支部長を長年務められ、同窓会館の建設を夙に強く推進され、竣工を見ることができました。同窓会の新企画「卒寿鳩会」には、毎回出席され、後輩に健康助言などを熱心に語って下さいました。このような幅の広い活躍を偲ぶにつき、貴殿は、医師として本懐だったと私には思われます。ご冥福を心より願って、合掌。 平成31年1月20日
(註)(「きゅうろう」・昨年暮)

「卒寿鳩会」での飯島氏(座っている)
前列左端が筆者

芳名板 二階踊り場に完成

 同窓会館建設に募金をいただいた約三千名の方々のお名前を刻んだ芳名板(写真)が、平成30年12月21日、設置された。階段二階正面の踊り場に「同窓会館建設事業寄付者御芳名」とされ回期順にお名前と募金額が並んでいる。

長谷川五作先生遺品寄贈さる

 長野市松代町代官町在住の長谷川徹氏(高38回。長谷川五作先生の孫)より、先生の遺品の一部が同窓会に寄贈された。徹氏は「屋敷や遺品の管理は大変なこと。遺品のことをよく理解している方々に保管してもらい、母校の後輩たちの学びの一助となれば、と思い寄贈することにしました」と語っておられた。同窓会としては第一会議室の一隅に展示場所を設け公開することにしている。 

事務局移転の掘り出し物

 同窓会館が完成して、これまで使用していた事務局を明け渡すにあたり、昔から引き継がれてきた様々なものを整理した。幕末の水戸藩の学者藤田東湖の書(拓本)、初代校長小山保雄先生が裏書きをした佐久間象山の肖像画(高3回寄贈)、文学博士飯島忠夫氏の書、王羲之の書(拓本)などもあった。捨てるわけにはいかない。そんな中に佐竹盛富先生の手になる校歌の真筆の軸があった。生徒手帳にある歌詞と表記が違う。「心おどる」が「心躍る」となっているし、「魂の故郷やしろ」は漢字で「屋代」となっている。書家川村龍洲氏(高18回)は書家として「心躍る」の方がバランスがよい、とのことで漢字で書いてくださったのだが、それが正しかったのだ。会館玄関に飾られている。物と心と―母校に何を残し、何を継承していくか―大切な視点だ。東湖の書、象山の肖像画、そして校歌の真筆などもしっかり事務局で保管している。

時計のご寄贈

瀬在幸安博士からホールクロック
名誉会員の瀬在幸安氏(高1回)から、同窓会館の完成を記念してドイツ製の大時計が寄贈された。この大時計はブラックフォレスト(黒い森)の呼び名で有名な、南ドイツの森から得られた良質な木材と、古くからのドイツクロックの伝統技術を受け継いだ手作りの名品。鳩陵ホールの入り口に置かれている。 









屋代支部から
屋代支部からは壁掛け式の丸い大時計が寄贈された。鳩陵ホール入り口の中側に掛けさせていただきます。 

母校の教育活動支援「鳩の会」に101万円!

御礼と今後のお願い
(1)鳩の会は平成3年に設立され、母校の教育活動ならびに教職員の研修等の支援を主な目的としており、平成29年度は81名の会員より101万円のご支援を賜りました(別表)。心より厚く御礼を申し上げます。主な母校支援の内容は次のとおりです。 
【教育活動】 
 屋高フォーラム・SSH一人一研究・附属中関係(棚田体験学習・ニュージーランド研修引率助成・平和学習
【教員研修助成】 
 大学入試研究・ラーニングスキル研修、等 
(2)今年度より、広く会員皆様のご賛助を募ります。母校支援のためにご協力をいただける方は、下記口座までお振込み賜れば幸いです。 
ゆうちょ銀行 口座番号 00570-0-44020 加入者名「鳩の会」

(3)お振込み用紙による場合は、同窓会事務局にご一報いただければ、お送り申し上げます。 
(026)274-3310

ご芳志御礼

 本年度は次の団体からご芳志をいただきました。ここに感謝申し上げると共にご報告申し上げます。
★ホームカミング
◎高24回10万円
◎高56 回10万9、500円
◎高25回  5万1、100円
◎高37回  7万9、330円
◎高47回  7万9、440円
◎高26回  5万8、000円
◎高38回10万8、506円
◎卒寿鳩会 5、000円
★会館寄付指定
◎高24回有志(ホームカミングとは別)10万円
◎「さらしな自然の会」 屋代高校生物班OB・OG会5万円
◎屋代高校吹奏楽班OB・OG会(奏鳩会) 5万円
◎東京鳩九会 3万円
◎千曲鳩会10万円
◎高28回10万7、305円

年末年始の事務局業務について

年末年始の事務局業務について、以下の期間をお休みさせていただきます。
  平成29年12月29日(金)~平成30年1月4日(木)
会員の皆様には、一年間大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。
新年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

事務局から

寄付御礼とお詫び
 今回の同窓会館建設に際しまして、二千三百余名(630日現在)の方々から多大なる御寄付をお寄せいただきましたこと、誠にありがとうございました。事務局では、その全員の方々に御礼葉書を送らせていただいております。
 しかし、振り込み用紙に記載された郵便番号、御住所宛てに御礼葉書を出しましたところ、何通かは《宛て先不明》等で戻ってきております。原因は不明です。もし御礼葉書がお手元に届いておりませんでしたら、事務局までご一報いただければ幸いです。今後とも手違いの無いよう最善を尽くしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
 
66号訂正
★三面支部総会報告の稲荷山支部支部長「山崎敏男」氏の「山」の字が抜けておりました。お詫びして訂正致します。

ご芳志御礼

 本年度は次の方々からご芳志をいただきました。心より感謝申し上げます。(「鳩の会」、建設寄金指定を含む)
▼飯島 勇三 様(中11回)
▼田野口紘二 様(高12回)
▼西澤 国之 様(高34回)
▼高校7回  ▼高校12
▼高校17回  ▼高校32
▼高校35回  ▼高校46
▼杭瀬下・新田支部

臨時支部長会・ 学年理事会開催

 〈支部長会〉
 附属中会議室にて平成28年9月4日(日)、「同窓会館建設に関わる支部の募金状
況・その方法」について審議された。
 屋代支部長、森支部長などから、今日までの報告があり、「熱意を持って各戸訪問をすれば道は拓ける」等の具体的取り組みが示された。また、年会費二千円への値上げについても意見が出されたので、別紙折込のとおり対応することとなった。
 〈学年理事会〉
 平成281016(日)、42名という多くの理事が参集し、今後の「同窓会館建設募金の現状・今後の募金方法」について熱心に議論が交わされた。
 その中で、高19理事渡辺一成氏より「19回生の具体的取り組み」が報告された。ハガキ作戦・電話作戦等具体的に取り組んだ結果、9月一ヶ月で243万円の寄付が寄せられた、とのことである。各理事に20枚~50枚のハガキが渡され、それぞれの回期の前向きな取り組みを誓い散会した。この学年単位の取り組みが今も続けられている。

相談役・矢島忠和氏を悼む

同窓会長 赤 地 憲 一
 にわかに矢島忠和様の訃報に接し、愛惜の情、きわまりないものがございます。ご家族皆様の手厚いご看護と、矢島先輩をお慕いする多くの方々の、一日も早いご回復を祈る願いもむなしく、幽明境を異にされました。85歳というご長寿とは申せ、まだまだ我々同窓会にもご指導をいただけるものと存じておりました。
 八月の同窓会報「鳩」では、ご学友であられた「真田丸・十三代当主・真田幸長氏」
と題するご寄稿をいただいたばかりでございました。生者必衰とは申せ、人生の無常さを嘆かずにはおられません。
 矢島忠和様には、平成16 年からの十年間は同窓会副会長として、また平成26年からは、ひき続き相談役として、後進のご指導をいただいて参りました。今後は百周年に向けて、懸案である同窓会館建設のため、貴フレックス社・会長の久和氏、社長の隆生氏共々、格別なご支援をいただいたところでございまして、いよいよその建設にとりかかる時でありました。
 母校が平成15年に文部科学省から指定をいただいたスーパーサイエンス校、また平成24年に県下初の中高一貫校として附属中学を併設できたこと、誰よりもお喜びいただいたのは、忠和様でございましたし、平成4年に理数科設置に際しては、現在会長の久和様に大変ご指導を賜りました。忠和氏は、慶應義塾・加藤寛研究室の門下生らしく、そのアドバイスは、実に理路整然、論理的で、説得力に富んでおりました。
 矢島忠和様を知る人が等しく敬慕し感銘をうけるところは、厳しさの中にも誠意がこもり、温かさの中にも、卓越した者への使命と期待感が込められておられたこと、人や地域に対しては、深い愛情と情熱を注がれ、まさしく、そのお人柄にございました。
 ご学友・真田幸長氏について「会報」の中で、「真田家の興亡を分けたものは教育力の差であり、特に競争が激しい時代にあっては、対応力を身に着けることだ。」と書かれておられ、これこそ、貴フレックスジャパン社の「メードインジャパンの技と美と心によって、誰よりも良いものを作る」という基本理念にほかなりません。
 他方、千曲市はじめ地域の発展のためにも多大なご貢献をされました。千曲市青年会議所の初代会長や、シニア青年会議所の設立に尽力されたり、科野青年会議所「鳩塾」を通して、母校には、多大なご支援を賜りました。
 このような、忠和氏の御生前のお人柄を思うにつけ、本日のお別れは、哀惜の情、洵に切なるものがございます。しかし、中国・韓国・アジア諸地域に海外生産拠点を配し、グローバルな生産ネットワークに支えられた、貴フレックス社のご発展と矢島家の家門の繁栄を目のあたりにされ、可愛いお孫様をはじめ、数多くの人々の敬慕のうちに天寿を全うされましたことは、人を大切にされた忠和様らしく、大往生であられた、心から敬服する者でございます。
 今ここに、忠和様の御遺徳をしのび、つつしんでご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、御家族、ご親族皆様の今後のご発展を見守っていただきますよう、また屋代高校の発展をお導き下さいますようお願いをして、お別れの辞とさせていただきます。どうか安らかにお休みください。
平成281031

封筒に入れられた46万円のご寄付

 同窓会館建設寄付余話
 高校第12回生T氏の母校への思い

 去る4月1日(平成28年)、高校12回のT氏が同窓会事務局を訪ねて、封筒に入れられた36万円を差し出され、同窓会の事業に使ってほしいと言われた。
 おもむろに高校3年生であった昭和34年9月のことを語られた。大型台風が長野県北信地方を襲い、千曲川が氾濫し、田畑が流されてしまった。当時の多くの家庭がそうであったように、養蚕で生計と立てておられたので、T氏のお宅でも桑畑が流されてしまったことから、ご両親は飼育途中の蚕を泣く泣く廃棄せざるを得なかった。その結果、月額600円の授業料の支払に影響が出て、家族で相談を始めていた矢先、担任の山崎寛夫先生(地理、母校ご在職:昭和33年?同42年)がこれを察知され、授業料免除の措置をとって下さった。
 6か月後、無事に高校を卒業できたことに、「いつか恩返しをしたい」と考えておられたのだそうで、免除いただいた月額600円の授業料が6か月に及んだので「36」という数字で恩返しをしたい、と言われた。
 これとは別に、同総会館建設寄金指定で10万円を添えられた。身につまされる先輩のご芳志に、事務局員一同感銘を覚えている。

篤志寄付に御礼申し上げます

・高12回T氏 46万円
(うち10万円は会館建設指定)
・高15回三八会様10万円
・株式会社TMP様 3万円
・「鳩の会」会員5名様
 野口 泰軌(高5回)
 牧村 浩明(高32回)
 宮澤 典彦(高32回)
 風間登志子(高36回)
 海沼 和幸(高40回)

平成二十八年度 総会開催

会館建設寄付進捗状況を報告
 5月28日午後4時より、篠ノ井サトウ会館において平成28年度の総会が開催された。ご来賓として、新たに着任された森山弘之校長先生はじめ各位、及び支部長・学年理事等90余名のご参加をいただき、平成27年度事業報告・会計決算、および28年度の事業計画・予算案(別添)が原案のとおり承認された。

各回期90万円を目標に
 総会に先立つ支部長会では、同窓会館建設にかかわる進捗状況が報告され、その募金のあり方や懸案となっている年会費額について意見交換が行われた。その中で屋代支部長清水昭晴氏(高21回)から、奉加帳を使っての募金活動の報告があった。「募金は母校愛と工夫次第。それがあれば支部の皆さんが快く応じてくれる」と述べた。なお、募金活動は、支部・職域等を横断的に行い、篤志家には個別訪問とすることとして、その報告は学年回期を中心になされること、回期の目標額としては、90万円を目途にすることが提案された。また懸案の「年会費値上げ」については、29年度(来年度)2,000円にすることが確認された。出席した前副会長竹内長生氏(高6回)からは「充実した総会。構成も立派」というお言葉をいただいた。

支部長歴任者へ感謝状
 総会席上、二十七年度で退任された各支部長に、同窓会から感謝状と記念品(額縁)が贈られた。長年に亘り支部をまとめられ、組織の発展に寄与された各位に深甚なる敬意と感謝を申し上げます。     (順不同・敬称略)
 支部 お名前 (卒業回期)
 戸倉 小林重之(中18―4回)
 屋代 青木貞美(高5回)
 埴生 宮坂仁三(高16回)
 倉科 長浦新一(高14回)
 松代 高尾信行(高10回)
 寺尾 須田 寛(高12回)
 東条 中澤光男(高9回)
 塩崎 柳原義正(高11回)

新事務局長に 徳永次男氏 (高25回)
 徳永氏は昨年須坂東高校校長を最後に退職。現在長野市サッカー協会会長。今回新たに事務局長の任に当たることとなった。なお、前事務局長宮原一治氏は相談役として引き続き事務局の仕事を補佐する。

訂正

★ 64号二面「特別寄稿メタセコイアの思い出」の中で、「長谷川五作先生著作選集」の「選」がまた「長谷川五作先生をたたえる」の「五作」の脱字がありました。また、篠遠嘉人博士の「嘉」は「喜」が正しいものです。
★ 64号四面「ホームカミング報告」の「第三十四回同期会」の幹事の名は正しくは「宮坂博昭」です。お詫びして訂正致します。

特別寄稿 十三代当主真田幸長氏を偲んで

いざ出陣!「真田丸」
十三代当主真田幸長氏を偲んで
       顧問 矢島 忠和(中22回)
 「真田丸」の人気故に一部の知人に次のような手紙を送りました。
 《私は高校時代、幸長氏と大変親しくさせて頂きました。氏は卓球が上手で我が社で社員らと興じたり、我が家に来られた折、香煎(こうせん=当時は田舎の庶民的な菓子)を差し上げたところ、「これは初めてのもの、おいしいですね」とおっしゃった際の、うまそうなしぐさとその庶民性が印象に残りました。
 その後私は真田邸に招かれ、真田一族と卓球を共に楽しみました。その思い出が心に浮かぶたび、親しみと品性の良さを感じ故人を偲んだものです。》
 このような内容に対し、「学生時代、よく見かけました。長身の美男子」とか「六文銭の社紋が残っている」等の返信を戴きました。今回の寄稿依頼に対し、数人の同級生に幸長氏評を求めたところ、「尊大なところなく、おだやかで手が器用な人」という声が多く、我が意を得ました。
 十四代幸俊現当主は、子供の頃、父上がラジオやテレビの解体修理をしていた姿を見て興味が湧き、これがきっかけで理系に進み、現在慶応大学理工学部教授になっております。更に歴史を顧みて、幸俊氏は、昌幸公に対し「よくぞ生き抜いて下さった。これは奇跡そのもので、そのために知略が必要であったのだ」とし、嫡男の初代当主信幸(信之)公には「真田を守り抜く、この一点に集中してくれました」と感謝しています。
 尚、歴史家の磯田道史氏は「興亡の明暗を分けるものは、教育力の差、特に競争が激しい時代にはそのレベルの違いがサバイバル力を大きく左右する。その最適なケーススタディが真田家だ」と解説しています。昌幸公の知略での対応力は素晴らしく、このような対応力を身につけることこそ教育だと感じます。
 最後に、本校は誇れる中高一貫校です。「真田丸」で学んで一層充実されますことを期待しています。
(写真:左側・筆者、右側・十三代当主 真田幸長氏)

特別寄稿 メタセコイアの思い出

大田直道(高11・前橋市在住)
 屋代高校正面玄関脇に聳えるメタセコイアについて、本紙をお借りし述べさせていただきます。私が入学したのは昭和31年4月です。この入学を期に父(大田繁則)は、自宅に育つメタセコイアの枝を挿し木した二年生の苗を生物学教室の馬場順一先生(私の恩師)に贈呈しました。馬場先生はその苗を中庭に植えましたが、十数年後に私が母校を訪れた時には本館生物教室の南に移植されてすくすくと育っていました。それが現在の位置です。樹齢は今年で61年になります。
 去年5月14日に開催された高校十一回生の同窓会の席で級友とこの件を語り合うことができ、益々当時が懐かしく思い出され、感無量となりペンを執った次第です。
 自宅にこの木の親木となったものが東京大学理学部の原寛博士より送られてきたのは、昭和26年4月12日のことでした。それは、父が長野市茶臼山でメタセコイアの化石を発見(昭和25年9月)したことが学界に知られたからです。二本送られてきたものの一本は自宅の庭に植えられ、もう一本は須坂市にお贈りしました。須坂市は原博士のご出身地だと聞いております。それが現在臥竜山公園に茂っているメタセコイアです。
 メタセコイアは白亜紀後期に出現して以来、現在まで約一億年間、ほとんど形態的に変化せず、種分化もしていません。つまり進化をせずに生きてきたのです。古生物学者三木茂博士が昭和16年に発表した「Metasequoia」の論文は、この植物が化石としてしか知られていなかったことを物語っています。絶滅したと思われていたこの植物はその後、中国の学者が四川省萬県磨刀渓で生存していることを確認し、世界を驚かせました。そして「生きている化石植物」と呼ばれるようになりました。
 中国から日本に送られてきた種子を原博士は昭和24年3月に播種し、それが一ヶ月程して発芽したのです。日本列島にざっと百万年ぶりに芽生えた第一号のメタセコイア―その子孫が母校の玄関脇にあるというわけです。
 「三木博士と父は同年生まれたりメタセコイアと吾が名も同年」―メタセコイアを愛された昭和天皇と三木博士、そして私の父は明治34年生まれ。メタセコイアという名前と私の名「直道」は昭和16年生まれです。メタセコイアは優しい葉を纏いながら心は強く生命力に満ち、容姿が美しい不思議な木です。
 本校で教鞭を執られた長谷川五作先生は生物学、遺伝学の研究で著名な方ですが、同窓会発行の「長谷川五作先生著作選集」の中で遺伝学の篠遠喜人博士が「長谷川五作先生をたたえる」と題した序文を寄せられ、そこに山﨑林治氏及び大田繁則の名前を記し、「二人が書いた文によって信州が、日本の遺伝学のあけぼのに、なんらかの役割を果たしていることを知った」と記しています。このことにより一層本校との親近感を抱いています。
 結びに、本校の諸先生方と在校生及び各分野でご活躍の先輩諸氏、また後輩諸氏がこのメタセコイアを見上げる時、この一文を思い出していただければ大変嬉しく思います。また、メタセコイアがこのように元気に育つ環境を整えられてこられた皆様方に重ねて感謝申し上げます。( 平成27年10月吉日)

篤志寄付に御礼申し上げます

・神尾房子様10万円(会館予定地権者・会館建設指定)
・「鳩の会」会員97名様(別掲)115万円
・千曲鳩会ゴルフ会様10万円
・野澤昭雄(高5回)様1万円
・卒寿(中16回以上)ホームカミング様1万円
・高12回鳩ゴルフ同好会様3万円
・高34回ホームカミング様10万円
・高36回ホームカミング様12万円
・高45回ホームカミング様13万円
・高54回ホームカミング様10万円
・高55回ホームカミング様10万円

会館建設案、募金案を承認

   臨時支部長会議を開催
 平成27年12月6日、臨時支部長会議が開催され、30支部中26の支部長(出席率87%)が出席になり、同窓会館建設にむけて熱心にご協議いただいた。
   建設計画の概要
 会館の利用目的は、事務局・・会議室をはじめ、同窓生の親睦の場として、また在校生の学習室等にも共用できるものとする。
また、結婚相談・法律相談等、地域に開かれた活用スペースも確保する。規模としては、総床面積(2階建)で90坪(296㎡)、建設費用としては約8,000万円を見込む。
   募金計画について
 目標額は、創立百周年事業準備基金(1,300万円)借主(同窓会)との普通借地を含めて、1億円規模。また、募金期間は、平成28年末までとし、その方法は、郵便局・銀行・コンビニでの振込を基本とするが、各支部長の意向・許、調印された。地積は裁量をふまえて奉加帳等も併用できる。
   地権者と借地権設定契約に調印
 会館の予定地をご提供いただく地権者(神尾房子氏)と権設定契約が、去る1月30日(土)神尾敦男氏と同窓会長との間で、建設委員(赤地吉川・柳澤・林)の立合いの
381㎡、建築面積は181㎡、契約期間は30年間である。

「鳩の会」  ご芳志御礼

会報鳩62号でご報告させていただいた後、次の方々からご芳志を戴きました。衷心より御礼申し
上げます。
(敬称略 順不同)
 倉石雅史(高20)
 野澤秀宏(高29)

悲願の同窓会館建設、現実に

平成二十七年度 定期総会開催
 平成27年度の定期総会は、4月25日(土)、千曲市稲荷山「杏泉閣」にて開催された。総会に先立ち、15時から支部長会・学年理事会が持たれ、総会に諮る議題の審議が行われた。それを基に引き続いて16時から総会が開かれた。
 議事の中心は「同窓会館建設」、「ホームカミング鳩会」、「ThePeople of theYear」、「会費の値上げ」等であった。
 総会では提案された議事は全て承認され、特に「同窓会館建設」については赤地会長、建設委員会担当の吉川副会長から細かな経緯説明がなされた。また「会費の値上げ」の件については重要な案件なので、今後じっくりと検討していくことが認められた。
 最後に支部長歴任者への感謝状贈呈、新役員の紹介が行われ閉会となった。なお、決算などについては別稿をご覧ください。

同窓会館建設関係
▼これまでの経緯
 昭和四十八年から四十九年にかけ、創立五十周年記念事業として同窓会館建設計画が持ち上がり、約二千万円を募った。折しもこの時期、土地の急騰期を迎えご寄付をいただいた二千万円では同窓会館建設費としては不十分であることに加え、学校側から「テニスコートの造成及び正門前の整備」について強い要望が出されたことから、寄付金はこれらの経費に充当された。
 その後、九十周年記念事業として「同窓会館建設準備資金の確保」は、「母校への施設設備のための資金協力」と共に、大きな柱として位置づけられ、約一千万円を同窓会館建設基金として積み立てを行い資金面での礎を築くことができた。
 平成二十七年度の総会において「同窓会館建設委員会」の設置が認められたことから、同委員会において会館の機能、規模、位置、資金確保の方法等について検討を行っているところである。
 今後の建設スケジュールについては、概ね次のようなものになると考えている。
▼募金期間
 平成二十七年九月? 平成二十八年十二月頃まで
 なお、建設時期を大きく左右する皆様からの募金については期間をできるだけ長く設定したいとの考えから先行して実施をしてまいりたい。会員皆様のご理解とご協力を切にお願い申し上げます。
▼基礎調査(地質測量、埋蔵文化財調査等)及び基本設計
 平成二十七年七月?
▼着工 募金の進捗状況等を勘案して、実施に移す旨、承認された。
▼建設委員(○印委員長)
 赤地憲一(高17)会長
○吉川正徳(高22)副会長
 柳澤修嗣(高28)副会長
 林愛一郎(高33)林不動産
 伊東亮一(高39)設計事務所
▼同相談役
 石坂信也(高11)相談役
 山岸信蔵(高17)一級建築士
 伊藤隆三(高19)㈱守谷商会

名誉会員に二氏を推挙
 次の二氏が名誉会員として推挙された。
 瀬在幸安氏(高1回)  医学博士、元日大総長
 (同時に千曲市名誉市民に)
 北沢俊美氏(高8回)  参議院議員、元防衛大臣
※関連記事―ユース版をご覧ください。

新役員人事
▼事務局長に宮原一治氏
 高校25回卒。在学時は柔道班で県チャンピオン。母校勤務(平成12?18年度)を経て、
県教委・保健厚生課指導主事(同19?20年度)に。長野東高校教頭(同26?27年度)等
を歴任して、今年度から事務局長と併せて、再任用教諭として後進の指導にあたる。
▼新監査委員に宮林典昭氏
 平成15年以来12年間にわたり監査委員としてご尽力にいただいた猿渡晴久氏(税理士・高3
9回)が退任され、後任に宮林典昭氏(税理士・高29回)が選任された。

支部長歴任者へ感謝状を贈呈
 総会席上、二十六年度で退任された各支部長に、同窓会から感謝状と記念品(額縁)が贈られた。長年に亘り支部をまとめられ、組織の発展に寄与された各位に深甚なる敬意と感謝を申し上げます。
   (順不同・敬称略)
五 加 中村忠勝(高6)
雨 宮 飯島 誠(高6)
杭瀬下・新田  長尾 信(高9)
桑 原 山岸教宏(高9)
川 柳 柳澤一郎(高10)
信 更 田中 健(高6)
静岡県 宮本包夫(中18―4)

懇親会盛況―八十一名出席
 総会に引き続いて開かれた懇親会には総勢八十一名が出席した。総会出席者数がちょうど百名であったから、八割を超える方々がそのまま懇親会にも参加してくださったことになる。今後への期待の大きさとともに、新学年理事の方々の熱意や、これまで支部を引っ張ってこられた方々の思いの重さが表れた盛況の会となった。
 会の中締めとして児玉岳人氏(高54)元立教大学応援部団長のリードで全員で校歌を声高らかに斉唱すると会の雰囲気は最高潮に達した。今後の同窓会活動の一層の盛り上がりを祈念して、北島教頭(高31)の万歳三唱で会は終了となった。