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退任のご挨拶
前同窓会長 宮 﨑 和 順
退任に当たり、十年という長きに亘り同窓会各位の多大のご支援、ご協力を賜りましたことに心から感謝を申し上げます。
特に、その間残念に感じて来たことは、同窓会の年会費滞納者が極端に多いということであります。その数は同窓生のおよそ四分の三に達しています。そのために母校への支援が充分にできなかったことです。
県下の多くの高校は「地域の子弟の教育は地域の力で」と幾つかの村が力を合わせて創立されたものが多い中で、母校屋代高校は県立中学校として創設されているため、同窓会が母校の発展を願って支援を行ってきています。その資金源は同窓会員の千円の年会費であります。同窓会員は母校に在学中には、その意味で同窓会にお世話になっているのです。そして母校は校歌にありますように「魂の故郷」でもあります。それ故「自助の精神」を発揮し、同窓会の母校への支援がスムーズに行われるよう年会費千円を納めて欲しいものです。
赤地新会長の就任に当たって、特に「自助の精神」を発揮していただくことを同窓生にお願いするものであります。
退任に当たり、同窓会としての最重要課題(年会費の納入)を申し上げ、退任の挨拶とさせていただきます。