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ご挨拶

赤地会長    同窓会長      赤 地 憲 一
  厳しい暑さが続いておりますが、会員皆様には益々ご清祥の段、心よりお慶びを申し上げます。まずは、これまで卓越したご手腕で同窓会の発展に寄与された宮﨑和順会長をはじめ、六名の副会長、事務局皆様のご勇退にあたり、心よりご慰労と感謝を申し上げます。  宮﨑会長は、会員各位のご支援をいただき、創立九十周年事業と記念式典を成功裏に遂行されました。記念事業では、同窓会館建設のための基金とともに、天体ドームの修理に一三〇万をはじめ、現役生徒に計一〇〇〇万円の寄贈等、学校を中心にされた事業にご尽力されましたことに意を申し上げます。
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  同窓会の意義について、黄順姫氏は『同窓会の社会学』の中で、「現代社会を生きる個人が同窓会と無縁の世界で生きることは可能であるが、生涯を通して、意味ある他者として、文化的社会的資本や、信頼資本を蓄積していく」その意義について述べておられます。これを「親睦性」とするならば、私はもう一つの同窓会の意義を「補完性」としたいと思います。これは、現政権の言われる地方分権の延長線上にあるもので、少子化時代を迎え、税収が充分とはいえない時代にあって、公立学校が恒常的に発展し維持することは、これをソフト・ハード両面で学校を支援していく役目を負っているものと考えております。この意味でも、会員皆様には一層のご支援のほどをお願い申し上げます。
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  母校では、先の長野県大会において、ハンドボール(女子)、登山(男・女)、それにギターマンドリンの各班が、全国大会への出場を決めました。生徒の皆さんと日頃熱心にご指導いただく先生方には、心より敬意を表したいと存じます。また、スーパーサイエンス校として文部科学省から指定を受けているこの事業への中間評価がこのほど発表になり、「Aランク」という最高の評価をいただいた由、塩野校長先生から承りました。SSHの企画評価外部有識者会議がその評価を厳しくしている昨今にあって(A~Dの4段階)、これまでの学校のお取り組みに、心より敬意を表したいと存じます。  結びにあたり、会員皆様のご健勝を祈念申し上げますとともに、同窓会に一層のご協力をお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

会長紹介
 高校17回生。平成16年県教委高校教育課教育幹から第27代屋代高校長。長野県高野連会長等歴任。現、千曲市教育委員長。松本歯科大講師と秀明大教授を兼ねる。