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悲願の同窓会館建設、現実に

平成二十七年度 定期総会開催
 平成27年度の定期総会は、4月25日(土)、千曲市稲荷山「杏泉閣」にて開催された。総会に先立ち、15時から支部長会・学年理事会が持たれ、総会に諮る議題の審議が行われた。それを基に引き続いて16時から総会が開かれた。
 議事の中心は「同窓会館建設」、「ホームカミング鳩会」、「ThePeople of theYear」、「会費の値上げ」等であった。
 総会では提案された議事は全て承認され、特に「同窓会館建設」については赤地会長、建設委員会担当の吉川副会長から細かな経緯説明がなされた。また「会費の値上げ」の件については重要な案件なので、今後じっくりと検討していくことが認められた。
 最後に支部長歴任者への感謝状贈呈、新役員の紹介が行われ閉会となった。なお、決算などについては別稿をご覧ください。

同窓会館建設関係
▼これまでの経緯
 昭和四十八年から四十九年にかけ、創立五十周年記念事業として同窓会館建設計画が持ち上がり、約二千万円を募った。折しもこの時期、土地の急騰期を迎えご寄付をいただいた二千万円では同窓会館建設費としては不十分であることに加え、学校側から「テニスコートの造成及び正門前の整備」について強い要望が出されたことから、寄付金はこれらの経費に充当された。
 その後、九十周年記念事業として「同窓会館建設準備資金の確保」は、「母校への施設設備のための資金協力」と共に、大きな柱として位置づけられ、約一千万円を同窓会館建設基金として積み立てを行い資金面での礎を築くことができた。
 平成二十七年度の総会において「同窓会館建設委員会」の設置が認められたことから、同委員会において会館の機能、規模、位置、資金確保の方法等について検討を行っているところである。
 今後の建設スケジュールについては、概ね次のようなものになると考えている。
▼募金期間
 平成二十七年九月? 平成二十八年十二月頃まで
 なお、建設時期を大きく左右する皆様からの募金については期間をできるだけ長く設定したいとの考えから先行して実施をしてまいりたい。会員皆様のご理解とご協力を切にお願い申し上げます。
▼基礎調査(地質測量、埋蔵文化財調査等)及び基本設計
 平成二十七年七月?
▼着工 募金の進捗状況等を勘案して、実施に移す旨、承認された。
▼建設委員(○印委員長)
 赤地憲一(高17)会長
○吉川正徳(高22)副会長
 柳澤修嗣(高28)副会長
 林愛一郎(高33)林不動産
 伊東亮一(高39)設計事務所
▼同相談役
 石坂信也(高11)相談役
 山岸信蔵(高17)一級建築士
 伊藤隆三(高19)㈱守谷商会

名誉会員に二氏を推挙
 次の二氏が名誉会員として推挙された。
 瀬在幸安氏(高1回)  医学博士、元日大総長
 (同時に千曲市名誉市民に)
 北沢俊美氏(高8回)  参議院議員、元防衛大臣
※関連記事―ユース版をご覧ください。

新役員人事
▼事務局長に宮原一治氏
 高校25回卒。在学時は柔道班で県チャンピオン。母校勤務(平成12?18年度)を経て、
県教委・保健厚生課指導主事(同19?20年度)に。長野東高校教頭(同26?27年度)等
を歴任して、今年度から事務局長と併せて、再任用教諭として後進の指導にあたる。
▼新監査委員に宮林典昭氏
 平成15年以来12年間にわたり監査委員としてご尽力にいただいた猿渡晴久氏(税理士・高3
9回)が退任され、後任に宮林典昭氏(税理士・高29回)が選任された。

支部長歴任者へ感謝状を贈呈
 総会席上、二十六年度で退任された各支部長に、同窓会から感謝状と記念品(額縁)が贈られた。長年に亘り支部をまとめられ、組織の発展に寄与された各位に深甚なる敬意と感謝を申し上げます。
   (順不同・敬称略)
五 加 中村忠勝(高6)
雨 宮 飯島 誠(高6)
杭瀬下・新田  長尾 信(高9)
桑 原 山岸教宏(高9)
川 柳 柳澤一郎(高10)
信 更 田中 健(高6)
静岡県 宮本包夫(中18―4)

懇親会盛況―八十一名出席
 総会に引き続いて開かれた懇親会には総勢八十一名が出席した。総会出席者数がちょうど百名であったから、八割を超える方々がそのまま懇親会にも参加してくださったことになる。今後への期待の大きさとともに、新学年理事の方々の熱意や、これまで支部を引っ張ってこられた方々の思いの重さが表れた盛況の会となった。
 会の中締めとして児玉岳人氏(高54)元立教大学応援部団長のリードで全員で校歌を声高らかに斉唱すると会の雰囲気は最高潮に達した。今後の同窓会活動の一層の盛り上がりを祈念して、北島教頭(高31)の万歳三唱で会は終了となった。