同窓生・同窓会

活躍する同窓生

南嶋俊三(旧姓飯島)(高21回)(元阿南高校長、前阿南町教育長)  私の青春と人生を支えてくれた競技歴、職業歴について記させていただきます。 私の競技歴は、陸上競技の棒高跳びから始まりました。中学3年のこと、担任の先生が棒高跳びの選手であり、その先生に勧められて始めたのです。その頃は竹でしたが、始めたその年の県中学放送陸上で3m10を跳び優勝。それから病みつきになりました。屋代高校に進学し、陸上部顧問の藤本勝彦先生のご指導をいただきました。その間、個人優勝や、屋代高校初の陸上競技の県大会優勝を成し遂げました。高校の3年間でインターハイや国体をはじめ、諸大会に出場し、全国各地を廻るなど素晴らしい経験をさせていただきました。 高校卒業後、順天堂大学に進学し、引き続き棒高跳びに専念しました。大学となると、全国から高校時代に活躍した選手が多く入学してきて、私などは記録的にも低レベルな存在でした。練習も、高いレベルの選手の補助に回る毎日で、自分の練習は一流選手の練習が終わってからでした。記録も思うように伸びず、1・2年の頃は心身の疲れで悩むこともありました。進級するにつれて精神的にも安定して記録も...
柳原 健(高14回)(第27次南極観測隊随行)  南極観測は私の中学生の時に始まった。理科の青木元雄先生(中15回、後に同窓会本部の事務局長も務めた)は、授業中ご自身の経験に基づいた話を沢山して下さった。その中で南極に関係した二つの話を記憶している。「僕は南極へ行かなくてもオーロラを見ることが出来た」「もし南極へ行けたら磁石が立つのを見たい」 それから25年、私は南極行きのチャンスに恵まれた。当時私は運輸省の船舶技術研究所に勤めていた。オイルショック後のエネルギー事情の変化で、アラスカから石油を運搬するようになった時、砕氷商船が必要になる。研究所では南極観測船「しらせ」の氷海航行性能計測を実施することになり、第27次観測隊に同行するように話があった 咄嗟に中学時代に聞いた「磁石の話」を思い出して引き受けた。そしてこの年南半球に行けば、ハレー彗星が見られることもこの話を受諾する後押しとなった。 ハレー彗星は復路のインド洋上で観測できたが、残念ながら磁石の立つのは見られなかった。南磁極は昭和基地から遠く離れており、航路からも外れていからだ。 期待された結果を得られなかったこともあり、先生への報告は...
市川 誠(中15回・98歳)(信州大学名誉教授・工学博士)  母校創立100周年をお祝い申し上げます。 私達中15回生は、埴科中学校(屋代中学校)創立の翌年大正13年度に誕生しました。私は母校の創立100周年に際し、自己の来し方などに照らし、感慨深いものがあります。 私達の小学校入学の昭和6年に、満州事変、中学校入学の昭和12年に支那事変(日中戦争)、中学5年生の昭和16年に大東亜戦争(太平洋戦争)が始まりました。そして、終戦の約3年半前、昭和17年3月、屋代中学校を卒業しました。 私達は、このような戦争の拡大が進む時に屋代中学生でした。そして、この間の重大事として記憶に強く残っているのは、「軍事教育訓練を受けた」ということです。 教練という科目で、配属将校と呼ばれた現役軍人を教師に、授業は他科目と同様、毎週ありました。校庭を仮想戦場としての訓練、教室での軍人必携小冊子(軍人の日常から戦場の規律まで)の解説などが進みました。戦争の最中で青少年は救国心身高揚を求められ、各種の宣伝・報道や行事がありました。手榴弾の投擲距離を含む各種の力量を調べる体力章検定制度に、練習から測定検査まで教練の授業時間が当...
 更埴西中出、高校第42回のご卒業。福井医科大卒業後、自治医科大大学院で糖尿病を中心とした内分泌代謝、動脈硬化分野の研究で医学博士。現在さいたま市内で「あおき内科さいたま糖尿病クリニック」院長のかたわら、メデイア出演や雑誌等での対談、執筆等多数。ご尊父は、ハンドボール界大御所の青木崇先生。 ◯ 『プレジデント4月号』を拝見しました。先生ご自身が「プチ断食」により、舌癌を克服されたと伺いましたが――― 40歳の時に舌癌を患い、死の恐怖を味わいました。内分泌代謝の臨床医として、これを全治させたことで、栄養代謝による、がん治療・予防をライフワークにしています。動脈硬化性疾患やがん再発予防により、患者さんの「よりよい明日のために」精進しています。◯ 「空腹こそ最良のクスリ」と言われますが、そのメカニズムを教えて下さい。―― 空腹は、体重や体脂肪を減少させ、糖尿病、がん、心筋梗塞や狭心症などの予防に効果があります。一日3食摂り、前に食べたものを消化している間に、次の食べ物が体内に入ってきますと、内臓は休むことなく働き続けなくてはなりません。当然内臓は疲弊してしまいます。◯ 具体的な臓器の働きにあわせて、教...

同期会・支部総会

 今年も9回のゴルフコンペを開催しました。参加者は延べ298人で、毎回30人以上の参加と盛況でした。参加者は4回卒から23回卒と幅広い年齢の集まりですが、先輩後輩の垣根は一切ありません。ゴルフを楽しみながら親睦を深めています。母校同窓会に協力することも会の大きな目的としていますので「賞品多数」とはいきません。毎回スタート前の全員そろってのストレッチは千曲高原カントリーの風物詩になっているとか。会員の高齢化が少しずつ進んでいる昨今、一人でも多くの参加が望まれます。ゴルフ愛好の皆さん、心よりお待ちしています。千曲鳩会会長 矢澤 修(高13回)
2022/10/23
支部長 村山和久(高17回)開催日:10月23日(日)会場:上徳間公民館参加者:11名 定例総会前に3年ぶりのマレットゴルフ大会を開催しました。天候にも恵まれ、母校の話をしながら和気藹々のラウンドでした。 終了後赤地同窓会長をお招きして総会を開催。会計報告、次年度予算、役員改選、マレットゴルフ大会反省、総会、懇親会の要望等が承認されました。また、赤地会長より来年度の屋代高校100周年記念事業について詳細な説明をしていただいたり、附属中学10周年記念事業への広告協賛御礼がありました。コロナ禍のため、懇親会は中止として、お弁当をお持ち帰りいただき散会と致しました。
実施日:9月15日(木)会 場:南長野ゴルフ俱楽部参加者:25名優勝  山﨑 好文(高16回)準優勝 矢澤  修(高13回)3位  久保田和彦(高13回)【連絡】第72回同窓会ゴルフコンペ 令和5年5月18日(木) 南長野ゴルフ俱楽部 長野市大岡中牧274の1 ☎026・266・2000
2022/08/27
支部長 市川 泉(高14回)開催日:8月27日(土)会場:埴生公民館参加者:9名創立百周年事業の成功を! 8月27日土曜日、埴生公民館において、コロナウイルス感染拡大で休会していた総会を、赤地会長のご出席を賜り、3年ぶりに開催しました。 現下の状況と懇親会の取りやめで、出席者は支部役員だけでしたが、来年の母校創立100周年に当たり、事業への協力・支援について話し合いました。その中で、100周年事業に支部として「寄付」すること、また我が支部において来年の総会に合わせ「創立100周年祝賀会」を開くことが決まりました。 「魂のふるさと屋代」の《魂》に思いを巡らし、母校の更なる発展と同窓生の御健勝、御活躍を祈念したいと思います。