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カテゴリ:報告事項

鳩陵会館 並びに 多目的運動広場 落成式典を挙行

新同窓会館で平成三十年度総会開催
 平成 30年3月18日(日)、同窓会館「鳩陵会館」の落成を祝う式典が、3年前に完成していた多目的運動広場の完成と併せて挙行された。 
 式典は、宮坂裕子さん(高39回・バイオリン)と柳澤和恵さん(高 39回・ピアノ)の伴奏により、参加者90余名による校歌の斉唱で開式され、赤地憲一会長は、地権者の神尾房子様の格別なご理解、支部長・理事はじめ役員の協力、及び技術の粋を駆使して建設いただいた(株)春原木材様、長坂建設(株)様に深甚な謝意を述べた。
 
 来賓として出席された母校・森山弘之校長は、「生徒の勉学や研修の場としても教育活動の充実発展に繋がる。」と期待され、名誉会員の瀬在幸安氏(高1回)は「教育は一国の盛衰を左右する。会館建設は教育の蘊奥を究める一歩」、
また北澤俊美氏(8回)は「度々構想されながら実現しなかった事業が成し遂げられ心躍る思いがする。」と祝辞を述べられた。 
 施工会社代表の春原明氏、長坂広明氏、及び高額寄付者らに感謝状が贈られ、「会館名称コンテスト」に応募され、当選された塩谷美咲さん・橋詰いち歩さん(共に2年生)には特別賞(各5万円)が贈呈された。 

落成記念講座始まる 
 落成式典に続いて、会館の建設理念である「地域に開かれた諸事業により以て母校の一層の発展に寄与する」に基づき、第1回の記念講座が開講された。 
 宮崎和順名誉会長は「代数学の初歩―神秘律の証明」と題して専門性の高い講話をされた。また、折しも平成 24年度県下で初めてとなる「公立中高一貫」校に入学した生徒が卒業したことから、その卒業生の塚田龍虎君(東京大学文科一類進学予定)、普通科卒業の竹内恒旗君(群馬大医学部2年)、理数科卒業の中村毅君(東京大学博士課程3年)の3君により「屋代の学校文化を語る」と題する対談が行われた。 

定期総会
 平成30年度の総会は5月26日(土)午後新装となった同窓会館にて開催された。昨年度の事業(特に同窓会館建設とそれに関わる募金活動)報告、決算報告等が行われ、続いて今年度の事業計画、予算等が承認された。また、平成30年度の役員選任」の中で、新津知可子副会長の退任が了承され、当面の間女性副会長は空席となる。なお、新津氏は事務局の仕事については引き続いて担当する。
定期総会記念講座(講演) 
 定期総会の後、 名誉会員瀬在幸安氏(高1回)による記念講演が行われた〔写真〕。演題は「魂のふるさと屋代―一心臓外科医の思いと歩み」。長谷川五作先生との出会いに始まる高校時代の思い出から研鑽を積まれた留学時代、日本初の心臓移植、そして瑞宝大綬章まで、第一線で日本や世界の心臓外科の世界を牽引してこられた氏の業績が熱意の籠った言葉で語られた。 
 この講演会には長谷川五作先生の孫に当たる長谷川徹氏(高38回、長野市松代在住)も出席され、瀬在氏と「メンデルの法則」にまつわる秘話も披瀝された。なお、長谷川家に残されている五作先生の遺品の一部が同窓会に寄贈され、展示される運びとなった。

支部長歴任者へ感謝状 
 総会席上、二十九年度で退任された各支部長に、同窓会から感謝状と記念品(額縁)が贈られた。長年に亘り支部をまとめられ、組織の発展に寄与された各位に深甚なる敬意と感謝を申し上げます。 
(順不同・敬称略) 
支 部 お名前 (卒業回期) 
上 田 岡沢今朝仁 (高6回) 
埴 生 柳澤  純 (高13回) 
杭瀬下・新田 池田  均 (高14回) 
倉 科 原  勝栄 (高15回) 
稲荷山 山﨑 敏夫 (高9回) 
寺 尾 和田 正二 (高12回) 
川中島 飯田 洋一 (高13回)