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2021年8月の記事一覧

会報「鳩」第75号の会員訃報欄の訂正について

高校22回 宮島勇治 様(令和元年7月14日ご逝去)と記載すべきところ、

誤って、高校24回 宮島 誠 様と記載してしまいました。

宮島 誠 様はご存命であります。

ご本人、ご家族、関係者の皆様には、たいへんご迷惑、ご心配をおかけしました。

謹んでお詫び申し上げ訂正をさせて頂きます。

「鳩の会」(母校の教育活動支援) ご賛助御礼

 母校の教育活動支援(「鳩の会」)のため、令和2年9月から令和3年6月までの間に、505,000円のご賛助を賜りました。
令和2年度の母校の主な助成は次のとおりです。

屋高フォーラム・SSH一人一研究・附属中棚田体験学習・附属中AI・教材導入費・ICT教育機材購入費・教職員の研修費 等

「無料法律相談会」

第2回 令和3年11月20日(土)
第3回 令和4年3月5日(土)

会場:同窓会館「鳩陵会館」
時間:午前10時~12時


【申込先】  屋代高等学校同窓会事務局
(電話)026-274-3310
【受付期間】
  各開催日の4週間前~1週間前までの間の平日午後2時~4時。電話のみの対応です。なお、定員になり次第受付終了となります。
※ 詳細はホームページでご覧いただけます。

創立100周年記念会員名簿発行についてのお知らせ

  1. 会員名簿に記載される住所の変更は令和3年10月末までにお知らせください。それ以降は訂正ができない可能性があります。
  2. 会員名簿購入希望の申込みは令和4年1月末日で締め切らせていただきます。
  3. 会員名簿発行委託会社は「株式会社サラト」のみです。それ以外の会員名簿発行の勧誘は屋代高校同窓会とは無関係です。

令和3年度定期総会、縮小開催

令和3年度定期総会開催

 去る5月29日(土)に「コロナ」の感染防止から、支部長のみに出席要請し、20名の支部長が出席した。令和2年度事業報告、同決算報告、令和3年度事
業計画(案)、同予算(案)、屋代高校創立100周年・附属中学創立10周年記念事業実施計画( 案)、役員の推薦について(案)などが諮られた。事業案
(特に100周年関係)には活発な意見交換がなされた末、全案が承認された。前年度の決算、本年度の予算については別表(web版割愛)のとおり。

「会員名簿」「100年史」の進捗

 「会員名簿」刊行は、プライバシーマーク取得のデータ整備専門会社「(株)サラト」に委託して発行を期することにし、去る5月から調査ハガキ等が会
員皆様に郵送され始めた。また、記念史編集事業は6月12日(土)の編集会議を経て、7月末には第一次原稿が締切られる。編集作業はいよいよ佳境に入った。

支部長、ごくろうさまでした

 前年度をもって退任した支部長は以下の方々です。多年に亙るご苦労に深甚なる敬意を表します。
支 部 お名前(卒業回期)(順不同・敬称略)
八 幡 酒井貞之(高3回)
東 条 毛利宣熙(高15回)
川 柳 小林 武(高16回)
共 和 野口弘夫(高16回)
中 津 北村憲一(高18回)
雨 宮 春原 守(高19回)

名誉会員に南澤氏、中村氏

 また、名誉会員として、会則8条の規定により、南澤道人氏(永平寺貫首・曹洞宗管長、中18―5回)と中村浩志氏(国際鳥類学者、信州大学名誉教授・高
17回)の推薦があり、満場一致で承認された。南澤氏については、友人の山口昭氏(中18―5回)が、第3面に懐旧談を寄せている。

南澤道人氏(永平寺貫首・曹洞宗管長、中学18―5回)
中村浩志氏(国際鳥類学者、信州大学名誉教授・高17回)

母校スーパーサイエンス校「先導的改革型」 『全国で1校』の指定を受ける

全国の指定校で3例目

 文科省は、平成14年度、科学・理数教育を重点的に行う研究開発校として「スーパーサイエンス校」を立上げ、これまで217校が指定されたが、本学は平成15年度に第1期指定を受け、実験実習に重きを置き、大学等との連携により魅力的な科学理数系教育を行なってきた。第4期指定が昨年度で終了となることから、学校では第5期申請に向け万端の準備を整え、これが結実し、別表の通り「全国で1校」の指定の栄に輝いた。
 高澤校長先生は「第Ⅴ期指定は誠に喜ばしく、長野県理数教育のフロントランナーとして責任を全うしたい」との談話を出された。

「スーパーサイエンス」第5期指定までの道

本学教諭(SSH担当) 手塚 理実

1 これまでの経緯

 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業は、文部科学省が「将来国際的に活躍し得る科学技術人材の育成を図る」ことを目的として平成十四年に全国で二十六校を初年度の指定校としてスタートさせ、現在二百校を超える高校が指定されています。
 第Ⅰ期(開発型)から第Ⅱ期(実践型)、第Ⅲ期(〃)と継続して指定を受けるためには、その都度申請を行い、それまでの成果や実施内容の有効性など厳しい審査を経て再度採択されなければなりません。現在までに、多く高校が指定を終了または、1年ないし2年間の経過措置を経て再指定を受けてきました。
 初年度指定二十六校のうち途切れることなく継続指定された高校は3校だけで、そのうち2校が昨年度新たに設けられた第Ⅴ期の指定を受け継続しています。

2 本校への評価

 第Ⅴ期はこれまでの「実践型」とは異なり、「先導的改革型」という新たな類型となり、科学技術人材の育成において先導的な役割を担い、自校の取組による成果を全国に普及させることをミッションとしています。本校も平成十五年から途切れることなく指定を受け続け、昨年度が第Ⅳ期の終了年度でした。そのため、昨年度末に第Ⅴ期の申請を行い、本校含め5校が申請した結果、本校一校だけが採択されました。現在多くのSSH指定校から視察等の問い合わせがきている状況です。
 採択された要因の一つに、これまでの成果が挙げられます。特に理数科の「課題研究」においては、サイエンスに特化して「課題発見力・解決力」「科学的考察力」などが磨かれ、日本学生科学賞をはじめ多くのコンテストで入賞してきた実績があります。その理数科の卒業生の多くは、現在大学で助教を務めていたり、企業の研究員として科学技術の発展に貢献していたり、それぞれの分野で活躍しています。第Ⅰ期から継続して実施している「一人一研究」や第Ⅳ期から実施している普通科の「課題探究」においても、コンテス等で高く評価され、地域貢献という面においても成果を上げてきました。また、生物オリンピックや数学オリンピックといった科学オリンピックへの参加実績や上位入賞歴も採択された要因として挙げられます。

3 今後の展望

 さらに第Ⅴ期では、「未来の科学技術イノベーションを担う創造性豊かな探究力を持った人材育成」をテーマに、理数科生・一貫生・選抜生それぞれに育成方針を定め、データサイエンスの活用や大学等の外部機関と連携した専門性の高い課題研究の実践、SDGsの取組など未来型のSSH事業の実践が計画されています。また、成果を普及させるためのコンソーシアムを形成し、地域との連携も含め、長野県全体の科学技術に関するリテラシーの底上げを図ることも目標としています。このような内容が高く評価または期待されて採択されました。3年間の指定期間で、どこまで実現できるか未知数ですが、屋代高校の生徒たちが、高いスキルを携えて、全国そして世界で活躍する姿を想像しながら取り組んでまいりたいと思います。引き続きご支援ご協力いただきますようお願いいたします。